帰化（日本国籍取得）

国籍法要件

• 引続き5年以上日本に住んでいること

• 20歳以上であり、本国法でも成人していること
• 素行が善良であること
• 独立生計を営むに足りる資産又は技能を有すること
• 日本国籍を取得する際、今の国籍を離脱すること

国籍法以外の要件

• 5年間のうち、就労系の在留資格3年以上保有していること 又は 10年間うち、就労系の在留資格1年以上保有していること
• 日本語能力要件（目安日本語能力試験 N3以上、日本の小学生3年生程度）

★ポイント説明

「引続き5年以上日本に住んでいること」とは、長期間に日本に離れてなく、なおかつ日本に住所を有していることです。

具体的には、1回の出国で90日以上日本を離れていない、かつ、年間トータルで100日以上日本を離れていないことです。

「20歳以上であり、本国法でも成人していること」とは、日本の成人年齢に達している、かつ、本国の成人年齢にも達していることです。

※法改正により、2022年4月1日から、日本の成人年齢は18歳になります。

「素行が善良であること」とは、日本国の法令に違反していない、懲役、禁錮又は罰金に処せられたことがないことです。

具体例：スピード違反、駐車違反を過去5年間5回以上繰り返しいないこと、資格外活動の所定週28時間労働時間を超過していないこと

「独立生計を営むに足りる資産又は技能を有すること」は、いわゆる生計要件ということで、年収250万以上にあることです（手取りは毎月18万円以上）。

「日本国籍を取得する際、今の国籍を離脱すること」は、いわゆる二重国籍NGとのことです。

※要件緩和

日本人の配偶者：引続き3年以上日本に住所を有し、かつ、現在も日本に住所をゆうしている

15歳以下の子供：帰化動機書、日本語テスト不要

60歳以上の方：帰化動機書代筆可

特別永住者の方：在勤及び給与証明書、帰化動機書の提出は不要

以下帰化申請必要な添付資料をご覧ください。

• 国籍証明書
• 出生公証書
• 結婚公証書
• 親族関係公証書
• 住民票
• 在勤及び給与証明書
• 預貯金残高証明書 又は 通帳のコピー
• 賃貸借契約書のコピー 又は 不動産登記事項証明書
• 源泉徴収票
• 課税証明書
• 納税証明書
• 年金記録
• 免許証のコピー
• 運転記録証明書
• 自宅写真4、5枚
• 法人納税を証する書面、会社登記事項証明書、営業許可書（会社経営者の場合）
• 児童手当を証するもの（お子さんがいる場合）